リニューアルした御蔵坂を関係者にお披露目しました。集まったのは「城山に里山を創る会」「城山かだる会」「NPO法人間伐ボランティアいわて」の皆さんです。

各会長からの挨拶を行って、御蔵坂をみんなで散策しました。

まずは、奥州街道を南下して御蔵坂へ
御蔵坂入口の道標、宮沢賢治のシグナルをモチーフにしています。
御蔵坂お登っていくとメタセコイヤの巨木が、見えてきます。
メタセコイヤのところで御蔵坂は直角に曲がります。斯波氏が城に続く御蔵坂の防御を固めるために作った坂虎口(さかこぐち)で食違虎口(くいちがいこぐち)のような形をしています。
 中世山城では虎口前面を急な坂とすることで寄せ手の勢いを削ぐ構造が採られた。これを坂虎口(さかこぐち)といいます。喰違虎口、食違虎口(食違虎口、くいちがいこぐち)は土塁や石垣を平行ではなく、食い違いにすることによって、開口部を側面に設け、攻城側はS字、N字、Z字の進路を取らざるを得なくなり、さらに側面からの射出攻撃も受けやすくなるという構造となっていいます。
角を曲がって登っていくと正面にヒマラヤシーダーの巨木が見えてきます。
この場所からは、岩手山、姫神山、北上高地の山並み、紫波三山(東根山、南昌山、箱ケ森)が一望できます。また眼下には盛岡市もよく見えます。条件が揃うと雲海の絶景が見られます。
絶景ポイントで記念撮影
ここを左に曲がるとミズキの巨木が見えてきます。このミズキは幹回りが2mあって岩手県内では最大のミズキの木です。

次に見えてくるのがコブシの木です

城山公園キャンプ場の下の遊歩道から御蔵坂に入る場所、宮沢賢治のシグナルをモチーフにした道案内の道標