四季を通じて城山公園を楽しもうという目的で2月8日に城山公園で冬鳥観察会を開催しました。当日は15人の参加、紫波町の野鳥愛好家藤澤幸代さんの案内で2時間ほど鳥を観察しました。スタート時点では濃霧で視界が全くきかなかったので、鳥の声を聴きながら散策しましたが途中で霧が晴れたら、城山からの絶景が現れました。

わずか標高180mの城山公園からの雲海、北上高地が霧に隠れて北上川だけが見える風景は、墨絵のような幽玄の世界、参加者一同しばし野鳥を忘れ絶景に浸りました。

今回観察できた鳥は、ハシボソガラス、ヒヨドリ、カワラヒワ、シメ、ウソ、マヒワ、カシラダカ、オオハクチョウ、コハクチョウ、カワウ、カケス、ダイサギ、ツグミの13種類、帰り際には可愛いマヒワの群れに会うことができました。

城山公園と言えば桜の名所で春は賑わいますが、他の季節は、訪れる人も少ないです。里山を創る活動を通じて城山公園に色んな楽しみ方があるというのが分かってきました。   

今回のように野鳥を見る楽しみや蝶の写真を撮る楽しみ等。城山公園の楽しみ方を皆さんから聞いて情報発信したら面白そうですね。ぜひ城山公園の活用方法についてご意見をお寄せください。

まひわ
ウソ